視覚障害とはどんな状態?

視覚は、眼球、視神経、大脳視覚中枢などの働きによって成り立っています。

視覚障害は、それらのいずれかの損傷により、見えない、あるいは見えにくい状態です。

眼球の水平断面図

見えない、あるいは見えにくいということは、視力だけでなく、視野、色覚、光覚、暗順応、明順応、屈折調節、眼球運動、両眼視などの機能のうち、一つあるいは複数のものが働かない、あるいは十分に働かない状態です。

見えにくい状態とは、眼鏡やコンタクトレンズで矯正してもなお視機能が向上せず、歩行、読書、書字などの日常生活に困難がある状態で、「弱視」や「ロービジョン」といいます。