1825年、フランス人で自身も視覚障害者であったルイ・ブライユによって創案された文字です。日本の点字は1890年、東京盲唖学校の教員石川倉次によって翻案されたものです。
横2点、縦3点の6つの点からできており、この6つの点の組み合わせによって「かな」「数字」「アルファベット」「音符」「記号」などを表します。
点字は、横書きで左から右へと凸面を読みます。点字の1つの単位をマスと言います。
点字で文章を書くときは、語の区切りをはっきりさせるため、ことばのまとまりごとに1マスあけます。
点字に対して一般の文字を「墨字」と言います。墨字で書かれたものを点字にすることを「点訳」と言います。点字で書かれたものを墨字にすることは「墨訳」と言います
点字盤は、点字用紙を定規ではさみ、点筆で右から順に書いていきます。
点字タイプライターは、キーをたたくことによって、点字を書いていきます。