校長より

 山口県立下関南総合支援学校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。  山本 千名美と申します。着任2年目となりました。令和6年度もどうぞよろしくお願いいたします。

本校は、来年度、いよいよ創立120周年を迎えます。

明治38年下関市阿弥陀寺町にて今冨八郎先生が設立された「今冨盲学館」がその始まりであり、本県における視覚障害教育の中心校として、長い間輝かしい歴史と伝統を築いてまいりました。

学校教育法改正に伴い、平成19年度から盲・聾・養護学校は障害の種別を超えた特別支援学校に一本化され、本校は平成20年4月に「山口県立下関南総合支援学校」と改称されました。同時に「視覚障害教育センター」「地域支援室」、平成26年度には「聴覚障害教育センター」を設置し、幼児児童生徒一人ひとりの障害の実態に応じた教育に取り組むとともに、盲学校時代からの本校の専門性を生かし、関係機関と連携しながら地域の特別支援教育のセンター的機能を発揮しています。

また、今年度も、本校の校訓「誠実 相愛 自立」を大切にしてまいります。

この3つの言葉は、本校の校歌にも高らかに歌い上げられ、様々な障害のある、また、幼稚部から高等部専攻科まで、様々な年齢の幼児児童生徒が一堂に会して学んでいる本校を貫く、大切な精神ともいえます。この校訓の基、本校の強みである、「一人ひとりの可能性を伸ばし、生きる力を高め、自立と社会参加を目指して、自分らしく生きる力の育成」に努めてまいります。

しばらく途絶えていた教育活動が、昨年度から徐々に再開され、学習活動の充実が図られました。経験を積み重ね、広げ、より一層たくましく成長する幼児児童生徒の姿を、引きつづき、学校・家庭・地域が一体となり、共に支えてまいりたいと思います。そして、将来、地域の中で安心して生活し、自立・社会参加することができる共生社会の実現を目指した取組を一層推進していきます。

保護者、同窓生、地域の皆さま、本校の幼児児童生徒が、笑顔で、自分らしく頑張る姿を、今年度もぜひご覧いただき、エールをお送りくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和6年4月   校長 山本 千名美


【校長通信】

校長通信No.1 「第2回学校運営協議会の様子」

校長通信No.2 「相愛フェスタ」

校長通信No.3 「美術作品入賞者表彰式」

校長通信No.4 「交通安全運動」

校長通信No.5 「小中学部合同キャリア教育」

校長通信No.6 「令和6年を迎えて」

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