進路だより

平成28年度 第1号
下関南総合支援学校 進路部
平成28年7月15日

 梅雨明けも間近、早いもので本格的な夏を迎えようとしています。
 進路部では、進路指導・キャリア教育の一環として今年も6月27日〜7月8日までの2週間、高等部普通科の現場実習を行いました。実施時期に多少ずれはありましたが、2・3年生合わせて18名の生徒が一般企業や福祉事業所で働きました。この実習での貴重な体験を通して進路選択について十分考える機会となったと同時にさまざまな課題も見えてきました。
 実習先の職種は機械部品製造業、農作業、サービス業、病院、就労継続支援A型事業所、B型事業所、就労移行支援事業所、生活介護事業所などです。実習先の事業所には大変お世話になりました。
 また、今回も1年生は2週間の間、校内実習を行いました。次回の現場実習に備え、校内を会社に見立てて作業を行いました。内容は、農作業、校内清掃、書類の袋詰め、ウェス作業等でした。
 不順な天候の中、慣れない作業でしたが、みんなよく頑張り、思わぬ能力を発見することもありました。
 この実習で生徒たちは多くのことを学んだと思います。働く楽しさ、新たな自分の発見、何かに役立つという充実感、そしてあいさつや人との接し方等々、学校や家庭では学べない、いろいろなことを体験した2週間でした。この経験を大切にし、将来にぜひ生かしてほしいと思います。
 また、この実習について振り返りを行い、次回に生かすために実習報告会を行いました。報告会では一人ひとりが実習の反省とこれからの決意を保護者を含め多くの人の前で発表することができました。

〈就労継続支援A型事業所について〉
 就労継続支援A型事業所とは、障害者総合支援法(旧 障害者自立支援法)に定められた就労支援事業の一つで、「一般企業への就職が困難な障害者に就労機会を提供するとともに、生産活動を通じて、その知識と能力の向上に必要な訓練などの障害福祉サービスを供給する」ことを目的としています。
障害者と雇用契約を結び、原則として最低賃金を保障するしくみの"雇用型"の障害福祉サービスです。
 下関市内には昨年まで「エンジョイライフ」1か所でしたが、今年度に入り新たに「煌-KIRAMEKI-」「株式会社メルシィ」「テンシステム」「チームもんじゅ」が開所し、5か所になりました。卒業生の進路選択の幅が広がり、学校としても保護者にとっても喜ばしいことだと思っています。

〈障害福祉サービス合同説明会について〉
 今年度から新たな取り組みとして、「障害のあるこどもの社会生活に向けた保護者説明会実行委員会」の主催で、7月7日(木)、市内約30か所の事業所の参加で下関総合支援学校の体育館にて開かれました。
 県内の他の市町では取り組んでいるところもありますが、本市では初めてということもあり、不安なスタートでしたが、市内のほとんどの事業所から参加があり、また市内の特別支援学校高等部1・2年と中学部の保護者、および特別支援学級、通級学級の保護者約120名が参加されたことで各ブースには行列ができるほどでした。
保護者の方々にとってはそれぞれの福祉事業所の詳しい内容を知ることができて大変参考になったと思います。来年、再来年も引き続き開催される予定です。