教育後援会だより
平成29年7月20日発行 第39号
山口県立下関南総合支援学校

校長 大野 浩光 
 教育後援会の皆様方には、平素から本校教育に深い御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
今年度の在籍者数は、幼稚部1名、小学部25名、中学部24名、高等部本科26名、高等部専攻科8名の全校84名でスタートいたしました。今年度も3歳から60歳まで年齢層は幅広く、障害の実態は多様化しておりますが、「幼児児童生徒一人ひとりの可能性を伸ばし、生きる力を高め、自立と社会参加を目指して、自分らしく生きる幼児児童生徒の育成に努める」という教育方針を掲げ、従来から培ってきた専門性をもとに、一人ひとりを大切に教え育てていく校風は、変わることなく、それぞれの将来を見据えた教育内容の充実に、全校教職員一丸となって取り組んでまいります。そして、平成20年に盲学校から総合支援学校に移行し、10年目を迎える今年度、次の3点を「学校教育目標」といたしました。
・個性豊かに持てる力を十分に発揮する、活気あふれる学校《学校:学ぶところ》
・健やかな身体と思いやりの心を育む、笑顔あふれる学校 《楽校:楽しいところ》
・つながりと協調の心で家庭や地域社会の信頼に応える、親しみあふれる学校
《合校:力を合わせるところ》
また、重点取組事項を、次の5点としております。
・ 一人ひとりの教育的ニーズに応じた教育内容の充実
・「つながり」(心・地域・学び)を重視した教育活動の推進
・障害の実態に即した安心安全な教育環境の整備
・障害の多様化に対する教員の専門性の向上
・視覚障害教育センター、聴覚障害教育センター、地域支援室の機能の充実
加えて、今年度、本校の教育活動のスローガンとして、「ともに」という言葉を掲げました。「共に生きる」、「共に学ぶ」、「心身ともに」、「友に」・・・。保護者の皆様や、地域・関係機関の皆様との連携を密にし、「チーム下南総」として、信頼される学校づくりに取り組む教職員の合言葉としたところです。
今年度からコミュニティ・スクールを導入し、今までの取組を「学校支援」「地域貢献」「学校運営」の視点で整理しながら、地域における障害についての一層の理解促進を図るとともに、誰もが互いに人格と個性を尊重し、支え合って共生する社会の実現に寄与できればと考えています。
さて、幼稚部から専攻科まで、一人ひとりが頑張っている姿は、9月30日(土)に開催いたします本校最大のイベント「相愛フェスタ」に足を運んでいただき、実際に御覧いただきたく存じます。心からお待ち申し上げております。
 最後になりましたが、在籍している幼児児童生徒一人ひとりの学びが未来につながるよう、積極的に取り組んでいくことを、お約束し、今後とも、教育後援会の皆様方には、本校教育の充実・発展のために、引き続き御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
平成29年度第1回理事会報告
平成29年5月25日(木)に、本校会議室にて第1回理事会が行われました。概要について報告いたします。
○教育後援会 愛甲琢哉会長挨拶
@平成28年度事業報告
平成28年度の中国地区盲学校連盟山口大会が、本校を会場に行われました。凧作りなどを通して、本校幼児児童生徒と他校の生徒との交流を深めました。また中国・四国地区盲学校弁論大会や体育大会でも本校の生徒が活躍し、よい成績を収めています。相愛フェスタは初めての土曜日開催でしたが、多くの方のご来校があり、充実した一日となりました。点字ブロックの日の啓発活動は報道でも取り上げられ、その意義を十分に周知できたのではないかと思います。   
A平成28年度会計報告・監査報告 
B平成29年度役員 
副会長、理事に若干の変更がありますが、引き続き市内10団体の代表者にお願いすること、また、特別顧問として本校元校長久保良夫様、新しい顧問として本校元校長田村知津子様に御協力いただくことを確認しました。
C平成29年度事業計画案
中国・四国地区盲学校教育研究大会が9月5日から2日間、広島で開催予定です。本校から4名の教員が参加し研究成果を発表します。また、昨年度に続き、中国・四国地区盲学校弁論大会や体育大会での活躍も期待されます。さらに、今年度の相愛フェスタは9月30日(土曜日)に、内容を更に充実させて開催予定です。その他にも、親子わくわく教室、チャレンジ教室、点字ブロックの日の啓発活動などに積極的に取り組んでまいります。
D 平成29年度会計予算案
               
日新中学校との交流学習
○本校では、視覚障害者理解のために日新中学校と交流学習を行っています。今年度も交流学習の事前学習として5月に本校理療科の教員が日新中学校で講話を行った後、5月31日(水)に、日新中学校の生徒・保護者と教員が来校し、視覚障害のある本校生徒との交流を行いました。本校中学部2年生が点字教科書や拡大教科書について説明した後、一緒に点字学習を行いました。日新中の生徒は、自分たちが作成した点字の文章を本校生徒や教員に確認してもらい、正しく作成できた文章を大切に持って帰りました。後日届けられた日新中生徒の手紙には、感謝の気持ちとともに視覚障害者理解に努めたい、ボランティア活動に参加したいという思いが綴られており、充実した時間を過ごすことができたのではないかと思います。

親子わくわく教室・チャレンジ教室の開催 
※今年度の「親子わくわく教室」「チャレンジ教室」は、本校を会場として7月29日(土)の同一日開催です。
○親子わくわく教室(10時〜14時10分) 今年は交流活動「みんなで遊ぼう」や親子活動「親子たいそう」などを準備しています。幼児児童生徒はもちろん保護者同士の交流を深めるよい機会にもなっています。
○第6回チャレンジ教室(9時30分〜15時) 視覚障害があり、小・中学校で教科の学習を行っている児童・生徒が対象です。「楽しい科学実験」「視覚障害スポーツ体験(団体競技)」などの体験型ワークショップを準備しています。また、当日は保護者向けのプログラムも準備しています。

おめでとう 全国大会出場決定!
○5月14日・21日に県内各会場で開催されたキラリンピックでは、陸上競技やSTT、水泳競技に参加した生徒が活躍し、今年度も多くのメダルを獲得しました。その中から、陸上競技50m、ジャベリックスローの本校高等部3年今井生治さん、50m、スラロームの本校高等部3年今井治生さん、STTに本校中学部2年永野省吾さんが、10月に愛媛県で開催される全国大会への出場を決めました。代表選手の活躍に期待し、熱い声援を送りたいと思います。