校長挨拶

 山口県立下関南総合支援学校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。校長の大野浩光が御挨拶申し上げます。
 本校は、明治38年10月17日、下関市阿弥陀寺町において、今冨八郎先生が「今冨盲学館」を設立した日を「創立記念日」としています。
 それ以後、「盲人を救う者は盲人自身でなければならない」という創設者の強い信念を要として、各方面の深い御理解と御支援のもと、本県における視覚障害教育の中心校として、輝かしい歴史と伝統を築いてまいりました。明治・大正・昭和、そして、平成の時代において、幾多の変遷や試練を乗り越えながら、一昨年、創立110周年という記念の年を迎えたところであります。
 
 平成20年度には、「山口県立盲学校」から「山口県立下関南総合支援学校」へと校名を変更いたしましたが、従来から培ってきた専門性をもとに、一人ひとりを大切に教え、育てていく学校の基本はゆるぐことはなく、人権を尊重した教育のもとに、幼児児童生徒一人ひとりのライフステージを見通し、自立と社会参加に必要な確かな学びを支援する学校をめざして、次の3点を「学校教育目標」として掲げております。
 ○ 個性豊かに持てる力を十分に発揮する、活気あふれる学校        《学校》
 ○ 健やかな身体と思いやりの心を育む、笑顔あふれる学校         《楽校》
 ○ つながりと協調の心で家庭や地域社会の信頼に応える、親しみあふれる学校《合校》

 また、総合支援学校として10年目を迎える今年度は、重点取組事項を、次の5点といたしました。
 ○  一人ひとりの教育的ニーズに応じた教育内容の充実
 ○  「つながり」を重視した教育活動の推進
 ○ 障害の実態に即した安心安全な教育環境の整備
 ○ 障害の多様化に対する教員の専門性の向上
 ○ 視覚障害教育センター、聴覚障害教育センター、地域支援室の機能の充実

 そして、今年度、本校の教育活動のスローガンとして、「ともに」という言葉を掲げました。「共に生きる」、「共に学ぶ」、「心身ともに」、「友に」・・・・・。
 これまでの本校における取組を、今年度から導入したコミュニティ・スクールの視点で整理しながら、地域における障害についての一層の理解促進を図るとともに、誰もが互いに人格と個性を尊重し、支え合って共生する社会の実現に寄与できればと考えています。
 これまでの伝統を大切に継承しながらも、新たな学校を創造するパイオニアとしての気概をもって、幼児児童生徒の夢の実現と、地域と共に歩んで行ける学校を目指して、教職員一同力を合わせて進む所存です。
 今後とも、保護者の皆様をはじめ、同窓会、教育後援会、さらには地域の皆様方など、本校に熱い思いを寄せてくださる多くの方々の、なお一層の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成29年4月


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